モデリング四方山噺 ~アジャイル開発者に向けて~

セッションの種類
[講演形式][30分]


セッションを象徴する漢字の”シン”一文字


セッション概要
 アジャイル開発でも必要なのに、あまり一緒に語られることが少ない「モデリング」について、少し語ってみたいと思います。
 特に、実装向けのUMLを使ったモデル以上に、もしかしたら馴染みの薄い「データモデリング」を中心に語ります。
 
 情報システムの開発では、古くは機械化や自動化の時代に、主に処理することを中心に、後にプロスセス中心と呼ばれる手法で開発が普及しました。その後、データを中心にして、日本ではDOAと呼ばれた手法を経て、オブジェクト指向が誕生してきたのは、ご存知の通りです。
 
 データモデリングでは、クラス図やER図と呼ばれるダイアグラムを作成することは知られていますが、ともするとRDBのデータベース設計のためのドキュメントだと思われてしまっています。確かに、そこからDDLを生成するツールもあり、モデルの役割の一つの側面であることは確かです。
 しかしながら、データモデルの主な役割としては、エンタープライズにおけるデータの有り様を可視化し、管理可能にすることに有ります。企業は、新たなビジネス領域を模索し、様々な施策を繰り出します。そのためのITによる支援としてアジャイル開発が行われています。

 自社が保持している情報は何か、どの様にその情報を使うことで新たなビジネスに利用できるか、新たなビジネスに必要になる情報は何かを検討する土台とし、その開発時のベースとしても使える「情報の構造」としてのデータモデルについて、是非知って欲しいと思います。

参加者の前提知識
アジャイル開発という形にこだわらず、情報システムに関わる全ての人に知って欲しいので、特に前提知識は規定しません。
ベンダーロックインから脱出したい企業の方は是非、ご参加ください。

参加者が得られるもの
自分たちが扱っている情報とはどんなものか、それをどう問えば良いのか、形作れば良いのかを知るきっかけになると思います。


発表者氏名
稲見 浩一

発表者 所属/役職
TMの会、DAMA日本支部

発表者 プロフィール
受託開発を行う中で、TMというモデリング手法と出会い、その普及に努めてきました。
富士通グループ内でもモデリングコミュニティを立ち上げ、外部ではDAMA-Jの会員として活動しています。

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